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医学ネタ 第1号 成功報酬型薬剤販売は朗報か?悲劇か?ノバルティス・ファーマが成功報酬型薬剤を日本で販売を検討

外資系の製薬企業で医薬品世界第2位のノバルティス・ファーマが、特定の医薬品による治療費の支払いを”成果報酬型”で対応することを発表した。このニュースは小さく新聞に載ったのであるが、利点のみ報道されているようで、問題点に触れた記事が見当たらない。この販売方法には問題はないのだろうか。この点につき、我々独自の見解から考察してみたいと思う。

 これは、従来の製薬企業の持っていた、堅いイメージを払拭するような画期的な方法ではある。厚生労働省も成功報酬型薬剤への健康保険適用を検討しているという。ノバルティスは薬が効いた患者のみ、支払いを求める成功報酬型薬剤を、日本で販売できるよう政府に広く働きかけているという。

 具体的には、同社の提供する「キムリア」という、”B細胞性急性リンパ芽球性白血病”の患者の治療薬の支払いにおいて、この「成果報酬型」が導入される。治療後1カ月終了までに「キムリア」の有効性が認められた場合に限り、患者に治療費の支払いを求めるという内容だ。(調べてみたところ、この「キムリア」の薬価は、遺伝子操作技術が高コストのため、治療が成功した場合、治療1回あたり47万5000ドル(約5,397万円)と非常に高額な請求が発生するとのこと。)

 この成果報酬型システムの一番良いところは、「患者と医師がゴールを共有できる」というところにあると言える。今までの製薬企業のビジネスは、敢えて批判を恐れずに言えば「いかに大量に薬を売って金を稼ぐか」というところに本質があったと言えるだろう。成果報酬型のビジネスモデルは、これを大きく覆し「どれだけ多くの患者を効率よく治せるか」という部分に、主眼が置かれるようになるのである。

 この様な成功報酬型薬剤の導入は、一見素晴らしい事のように思うが、結果が出ないと、支払い義務が発生しない契約を盾に、安易に薬物利用を乱発させることに繋がる恐れがある。また、その薬を飲むのは患者の自己責任であり、投薬に依る副作用や医療事故が発生しても、製薬会社は、医療訴訟において、その損害賠償責任から、契約上、免責されるというシナリオが想定される。これは結果として、安全性に疑問が残る、未知の実験段階の薬剤に対して、製薬会社に、合法的な人体実験を行なう口実を与える結果にもなりかねず、非常に危険だと言わざるを得ない。

 又、薬には、毒を以て毒を制するとの側面も否定できず、また、メシヤ様の御教えからすると、「もし医学が誤っているとすれば、生命の危険は言語に絶すると言ってもいい」(著述偏10・p137)ので、そもそも、浄化作用を止めてしまう薬剤の多用は、遺伝子組換え技術の拭い切れない危険性への疑問も含めて、非常に危険な販売方法だと言えるのではないだろうか。

 現界が昼の世界になり、主神様・メシヤ様の御力が強くなるという事は、薬毒が解ける働きが、更に強くなるという事で、今までは、薬を使い、症状を緩和し、固めてきたので、症状が減った。それで、治ったと錯覚していた。しかし、これからは、一般的にも、薬は効かなくなり、浄化が激しくなることが予想される。

 薬剤の化学変化や遺伝子組換えの応用技術等を使って、病状を緩和するが、体的に症状を減らす働きだから、霊的な曇りの解消には繋がらず、根本治療には程遠いと言えよう。この様な成功報酬型の薬剤利用は、その安全性への疑問からも、日本でも、世界でも拡がらないことを祈らずにはおれない。

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