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環境ネタ:第1号 ①クライメートゲート事件:CO2の増加と地球温暖化との因果関係への疑惑

 CO2排出が増加すると温室効果で地球の平均気温が上昇し、地球は砂漠化して緑が減り、北極、南極の氷が溶け、各地で海面が上昇し水没するので大混乱が起きる。だから、CO2の排出を世界全体で抑えないと近い将来地球は大変なことになる。これがCO2排出削減対策へと誘う大義名分だが、CO2と地球温暖化との因果関係に疑問符が付いてきているという。  IPCC(気候変動に関する政府間パネル:国際的な科学者、専門家の集まりで、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理を行う政府間機構)が2014年の第5次報告書に於いて、地球温暖化が頭打ちになっているという事実があり、それは彼らの気候モデル(CO2が増加すると気候が温暖化するという仮説)では説明できない事を認めている。何でも、1998年以降CO2は増え続けているのに、地球の平均気温は上昇していないという。

 先日、パリ協定(COP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)が2015年11月~12月にパリで開催された。京都議定書以降の新たな枠組みとして、196ヶ国が参加する協定)からアメリカのトランプ大統領が離脱するとの報道がなされた。

 今までの長い地球の歴史を紐解いていくと、地球温暖化やCO2の増加は人類にとって災いを起こすと思い込まされているが、実は温暖化が人類に災いを与えたという事実は過去になかったのだ。今よりも激しい温暖化と寒冷化を人類は数千年単位で何度も経験しているが、滅んだりしていない。

 また、CO2は樹木、野菜や穀物などの植物の光合成に不可欠な要素であり、CO2の増加は植物の増産に繋がるのだ。地球温暖化によって砂漠化が進んでいると思いがちだが、人工衛星で地球の緑地化を調べたところ、1982年から2010年までの28年間に、実際は地球上の緑地は11%も増加している。

 また、北極、南極の氷が溶けるという心配も、2013年以降、北極の氷は減るどころか、増加に転じており、南極も同様で、世界的には海面上昇は止まっている。一部、水没する地域があるが、反対に陸地が増えている箇所もあるなど、海面上昇が原因というよりも、地殻変動による影響がその大多数を占めるという。地球温暖化もCO2増加も人類にとって歓迎する事であるようだ。

 更に最近では温暖化よりも寒冷化の方が問題だとする研究が注目を集めている。実際に現在の気候については間氷期の状態で、これからの10年単位では寒冷化がより鮮明になって来るという。ということは温暖化対策はやってはいけない行為ということになる。この温暖化対策に日本は毎年4兆円もの予算をつぎ込んでいるが、全く愚かな政策と言えよう。

 実は地球の温暖化と寒冷化の周期を司っているのは太陽活動だという事が分っている。人類の産業活動が気候に与える影響は殆んどないというのが実態で、特にCO2の増加とは全く関係ないことが客観的事実としてはっきりしてきたのだ。太陽、即ち『主神様』が全てコントロールされているという事実を強調したい。

 CO2の増加と地球温暖化との相関関係が疑われるようになったきっかけは、クライメートゲート事件である。日本では全く報道がされてなかったが、2009年11月に英国イースト・アングリア大学の気候研究ユニットから情報が流出し、その後に、2011年、2013年にもデータの漏洩があった。地球温暖化の研究に関連したEメールと文書が白日の下にさらされた事件だが、その公開された情報によってデータの改ざんが発覚したのだ。実際には温暖化が進んでないのに、進んでいる様に過去の地球の平均気温を実際の気温よりも低くデータを書き換え、あたかも温暖化が進んでいる様に見せかけるように指示をした、Eメールやグラフ等が公表された。その結果、その科学的根拠が説明できなくなったという。

 CO2排出量は記録的に増え続けているが、地球の平均気温上昇が頭打ちだという客観的事実から、CO2排出は地球温暖化とは関係ないとする意見が出てくるのも当然だろう。トランプ大統領のパリ協定離脱の意図もこの様な客観的事実に基づき決定されたのではないだろうか。どの様に判断するかは読者に委ねたい。

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