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時事ネタ:第1号 ①ディープ・ステート疑惑

 ディープ・ステート疑惑というのが注目を集めつつある。何でもアメリカ政府機関・NSA(アメリカ国家安全保障局)が、非合法でアメリカの一般市民の携帯電話を盗聴したり、メールを盗み読みしていたという。

 これは簡単にいうと、国民総監視体制の事で、NSA(オバマ政権時代)が違法的に(裁判所の許可を取らずに)一般的なアメリカ国民のプライベートをこっそりと見ていたというのだ。何らかの犯罪の捜査の為に裁判所の許可の下に監視をすることは合法的だが、裁判所の許可を得ず、不特定多数の国民の生活を盗み見するなどは絶対に許されない。大変なスキャンダルなのだ。

 自由主義国家で本当にこんな事が許されるのか、と思うが、裁判所の許可の下、合法的な内部告発で明らかになった。デニス・モンゴメリー氏、元インテルの社員だが、技術者としてNSAの仕事に携わっていた人物だ。モンゴメリー氏が実際に現場で携わっていた時に、約2千万人のアメリカ国民をNSAが違法に監視対象にしていたという事を、裁判所の許可を得て、証言した。

 この事件も殆んど日本では報道されていないが、実はこのような監視は日本でも技術的に簡単にできてしまうという問題がある。NSAは日本人を対象にしても監視できる能力があるのだ。日本政府にそのような機関が独自にあるかどうかは現時点では不明だが、アメリカと協力すれば可能だったという事だ。だから、大問題として、トランプ大統領がこの問題を明らかにしようとしている姿勢は公平な態度である。アメリカ国内の諜報機関との戦いとなるから、非常に慎重に対応しているが、解明しようと水面下で努力している点を評価し応援したい。

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